思春期ごっこ サイン会+トークイベント

　8/30(土)に新宿武蔵野館で上映中の｢思春期ごっこ｣にてサイン会とトークイベントが開催されたので参加してきました。



あらすじ
　女子校に通う中学3年生の鷹音（未来穂香）と三佳（青山美郷）。美術の才能のある鷹音は、「思春期ごっこ」という小説に夢中な三佳をモデルに絵を描いていた。ある日、図書館に行った三佳は、「思春期ごっこ」の作者である奈美江（川村ゆきえ）と鉢合わせる。そして、図書館の司書として勤務する奈美江に、三佳は初めて書いた小説を読んでもらおうとする。 (Yahoo!映画より)

　8/30(土)の最後に行ったイベントです。あんなに混んでる新宿武蔵野館は初めて見ました(笑)

こんな感じの展示がありました。

　サイン会ですが､倉本雷太監督､主演の未来穂香さん､青山美郷さん､そして写真集等の撮影をされた青山裕企さんから写真集もしくはパンフレットの好きなページにサインをいただけるという形でした。
 
　倉本雷太監督と青山裕企さんに頂いたサインです。写真集を購入した訳ではなかったので､パッといいページが見つからず､表紙に書いていただきました。私のセンスのなさが透けて見える。

 
未来穂香さんに頂いたサインです。

 
青山美郷さんに頂いたサインです。

　劇場でサイン会があるなんて少々珍しく､混雑のことを考えなければ､個人的には増えて欲しいです。

　本編上映前にはトークイベントがあり､倉本監督のもう俺の知っている二人はいないとか､青山裕企さんの写真は距離感を写すとかお二人のトークが面白かったのと､主演のお二方も最初はそんなに仲良くなかったとかいろいろと愉快でした。最後に今作は男性にはこしょばゆい､女性には共感できるとのことだったので､この後の上映を楽しみに待っていました。

ネタバレ感想あり
　正直まずこの作品を観たら捕まるんじゃないかという恐れを抱いていたんですが､そんなこと気にしないぐらいの作品でした。

　中学3年生の鷹音と美佳は友達であり､鷹音は美佳が好きで､このまま一緒に居られると思っていたところ､たまたま美佳が鷹音のデッサンに付き合っていた時に読んで感銘を受けた"思春期ごっこ"の作者がたまたま近くの図書館で司書をやっていた奈美江だった。
　その後段々と美佳が離れていき､鷹音より奈美江を優先していることに気付き､鷹音は美佳を拒絶するも､ちょうど美佳が書いた小説を奈美江が盗作してしまい､それを相談され仲が元通りになると思いきや､奈美江のせいで怪我をしても､自分には関係ないと冷たくされ､プールに呼び出して思いのたけを伝えるも気持ち悪いと拒絶され､鷹音と美佳は離れてしまう。

　こんな感じの話だったかと思います。まずこの話は私が最も苦手とする主人公が空回りしてしまう話だったので､大変観ていて心苦しいものでした。また全員に共感できるため､それぞれが思うようにいかない姿も追い打ちをかけられるものでした。
　最初若干美少女のｷｬｯｷｬ(*´∀｀) (´∀｀*)ｳﾌﾌだろうとなめていたので､大変大きなダメージを受けました。
　鷹音のマジ目を観ていて､ク〇〇ジー……な人を思い出しましたが､そこまでいっていなくて､本当に良かった。ただ人の水着を着るのはなぁ……
　美佳も若干相手の気持ちを理解出来ていないので､あそこまで鷹音と美佳が"思春期ごっこ"の関係性をなぞっているのに､最終的には美佳と奈美江がその関係性であるなんて考えるのは鷹音合掌……
　なんかネガティブなことばかりな気がしますが､美少女が透明感のある風景の中､思春期の葛藤を繰り広げる見応えのある話だったと思います。
　あと司書の同僚があそこまで絡んでくるのは美佳と同じ立場だったからかなぁと妄想してしまいました。

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• 2014/08/31 Sun.