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時間がない

ミーハーな管理人の映画やイベント、マクロスFなんかのお粗末な文章です。

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グランド・ブダペスト・ホテル

 6/13(金)に「グランド・ブタペスト・ホテル」を観て来ました。



あらすじ
 1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。(Yahoo!映画より)

 普段ならこういった牧歌的な映画は観ないんですが、テンションが落ちている時にはこういうのもありかと思い、観て来ました。

 この作品はウェス・アンダーソン監督という有名な方の作品らしいんですが、私は一本も観たことなかったのでどんな作風かわかりませんでしたが、なんだかよくわかりませんが楽しかったです(*´∀`*)アッタカーイ

ネタバレ感想あり
 そもそもこの作品は出演者がすごい!

 ほぼ主人公の伝説のコンシェルジュのグスタヴには007の新Qやハリー・ポッターのヴォルデモート、私的にはリーアム・ニーソンさんに似ているレイフ・ファインズさん、悪役ドミトリーにはプレデターズ等のエイドリアン・ブロディさん、手下ジョブリングにはウィリアム・デフォーさん、他にもスター・ウォーズやジュラシック・パーク、ゴースト・バスターズなんかで見たことある俳優さんなんかも出演されてました。私的にはミッション・イン・ポッシブル4で悪役をされたレア・セドゥーさんが観れてよかったです。

 この作品は女性が「グランド・ブタペスト・ホテル」という本を大量の鍵をのせられている国民的人気の作者の銅像の前で読むことから始まり、次に作者が「グランド・ブタペスト・ホテル」を書いた際のエピソードを回想し、そして若き作家が閑古鳥の鳴いている「グランド・ブタペスト・ホテル」にてオーナーであり大富豪ムスタファーにわざわざ「グランド・ブタペスト・ホテル」を購入した理由を尋ねることにより、話が始まります。
 大まかには全5章で構成されており、各章ごとにタイトルコールがあるのがいい感じです。

 話としてはゼロ・ムスタファーがベル・ボーイとしてコンシェルジュ・グスタヴの弟子となり生活している際に、愛人の富豪が亡くなり、その富豪の友人がグスタヴにとんでもない価値の絵を残したことが息子ドミトリーの反感を買い、富豪の死の原因を擦り付けられてしまい、その汚名を晴らすために色々するといった感じです。

 牧歌的な雰囲気、聞きやすいBGMの中にも老婆のヌードシーン、弁護士コヴァックスの扉締めによる指切断シーン、執事セルジュの姉の首なんかの衝撃シーンがあり私としてはビックリしました。

 アクションシーンや謎解きなんかあってないようなものでしたが、登場人物がコミカルなので飽きません。見栄っ張りで軽薄ですが愛すべきグスタヴ、それに付き従うゼロ、やることがなんか格好いいジョブリング、刑務所の面々、ホテルのコンシェルジュによる秘密組織、セルジュに会うまでの間に出会う聖職者一同なんかは面白かったです。あとはグスタヴとゼロの関係がすごくいいです。

 最終的にはグスタブの汚名は晴れましたが、ズブロフカ(仮空の国家)が戦争が仕掛けられた際に列車で国境を超えた際に相手の国の兵士にゼロをかばい射殺されてしまい、ゼロは物語中に彼女となったアガサと息子をプロイセン風邪で失い、アガサとの思い出のためホテルを買ったと作家に伝えます。
 戦争の影は富豪の葬式に向かう際にも出て来ますが、その際はグスタヴの知り合いのおかげで問題なく過ぎ去って、「光はまだある」だったのに最後に絵が白黒で同じ流れだったのが不穏な空気を感じざる負えませんでした。

 私的には大変楽しめましたので、同監督の過去作でも見てみようかなと思いました。

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