時間がない

ミーハーな管理人の映画やイベント､マクロスFなんかのお粗末な文章です。

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ゴジラ誕生祭2014

　11/2(日)に池袋HUMAXシネマズで開催された｢ゴジラ誕生祭2014｣に参加してきました。

　元々今は亡き銀座シネパトスにて開催されていて､今年は4回目？であり､尚且つ60周年というかなりミレニアムなイベントなようです。まぁ私的には幼少期に観た｢ゴジラVSデストロイア｣が見れるということだったので､観て来ました。

　今回のイベントはトークショーが2つ､サイン入りブロマイドお渡し会､生誕60周年カウントダウンからの｢ゴジラ 1954デジタルリマスターバージョン｣､｢ゴジラVSデストロイア｣､｢ゴジラ･モスラ･キングギドラ大怪獣総攻撃｣の3本を上映するというプログラムでした。

　最初は昭和ゴジラシリーズ特技監督である中野昭慶監督､平成ゴジラシリーズ特技監督である川北紘一監督のトークショーでした。

　右の中野監督が当時の円谷特技監督の一番まずいチーズのくだりや､ヘドラの時の予算のなさ､当時は特撮なんか誰もやりたがらなかったところ等の話をされていて､中央の川北監督が聞き役に回っていた感じがありました。　　
　最後にデストロイアの見どころで､CGの使い始めだったから､崩壊するゴジラをワセリンで製作されたなんて話をされていました。

　次に大怪獣総攻撃の監督である金子修介監督と出演されていた仁科貴さんのトークショーがありました。

　中央の金子修介監督はゴジラVSモスラの監督に立候補した話や､平成ガメラ監督時にガメラでゴジラの仇を取りましょうと言われた話。
　大怪獣総攻撃の案を考えている時に息子さんのカマキラス最強説に則って､当初はカマキラスがいっぱい出て来る映画を撮ろうとしていたところ､前作のメガギラスで断念､じゃあ3匹以上の怪獣を出すということで､バラン､バラガン､アンギラスを選択したところ､前作の興行成績があまり芳しくなく､モスラとキングギドラを出すように上から依頼されたこと､極めつけはとっとこハム太郎と同時上映になったという､話をされていました。
　右の仁科さんは金子監督とはガメラの時からのつながりだったのと､ゴジラシリーズに出演されたのに劇中では合っていないという悲しい話と出演されている佐野史郎さんのゴジラ愛についてや今作の主演だった新山千春の遅刻話等のトークをされていました。

　そしてサイン入りブロマイドお渡し会とゴジラ60周年のカウントダウンがあり,

　シークレットゲストのゴジラVSキングギドラのM11役のロバート･スコット･フィールドさんが登場され､100人+じゃんけん大会で勝ち上がった20人がサイン入りブロマイドのお渡し会に参加していました。

　そして時報に合わせてカウントダウン開始！0時になり､60周年を迎え､それと同時に｢ゴジラ 1954デジタルリマスターバージョン｣の上映が始まりました。

　私としては幼少時に観たっきりでしたが､今話を理解出来る状態で観るのとでは大分感じるものが変わったと思います。人間関係､科学者の探求心､環境問題と本当に良く出来てますよね！デジタルリマスター版なのもあり､映像もきれいで､良いシーンも色々ありますが､私的には報道の人間がゴジラを最後まで中継して｢～皆様､さようなら｣のシーンが好きです。

　そして私の目的である｢ゴジラVSデストロイア｣が始まりました。
今観るのと見方が違うのと｢ゴジラ｣の後に観ることで､かなりオマージュがあって､それを楽しむことが出来ました。今観て衝撃だったのが､デストロイアが｢ゴジラ｣に出て来たオキシジェン･デストロイヤーそのものかと思っていたんですが､なんと地層にいた微生物が影響を受けたものだったなんて……そしてもう1点デストロイアの最期がまさかの人間にやられていたなんて！！
　最終作だったこともあり､テーマがくどいと思うくらい使用されていた気もしましたが､そこが実によかったです。また何故か｢モスラ｣の予告が流れたのは笑いました。

　最後に｢ゴジラ･モスラ･キングギドラ大怪獣総攻撃｣の上映が始まりました。

　私的には実はこれが苦手だったりします。怨霊ゴジラはまだしも､キングギドラが護国怪獣って……､そして最も駄目だったのがモスラがDQNを皆殺しにするのが､モスラに持っているイメージと噛み合わなくって､噛み合わなくって……

　この3作の共通項はゴジラが死んだということでよかったのでしょうか？

　最後に先ほど登壇された方とこのイベントにいらしていた関係者の方々が挨拶をされて終わりました。