WER―破滅― 【遺伝子震撼!!映画まつり】

　11/16(土)にヒューマントラストシネマ渋谷で「WER―破滅―」を観て来ました。
私としてはこの作品を観る気があるなら予告やポスターを見ないで
　美人弁護士が人間では起こせない凄惨な殺人事件を調査していく内に、容疑者とされた奇妙な男の裏側に土地に関するきな臭い事情を発見する。果たして奇妙な男は犯人なのか？そして殺人事件の真相は？
みたいな気持ちで観に行った方がいいと思います。



 

あらすじ
　弁護士のケイトはフランスで休暇中だった一家の殺害事件の容疑者タラン・グィネックの弁護を担当する事に。科学捜査官のギャヴィン、形質転換の研究をする大学教授のエリックとタランの身の回りを調査していくに連れ、ケイトはタランがただの殺人犯ではないのではないか…と疑い始める。(ヒューマントラストシネマ渋谷作品紹介より)

　この日はサイン会 でテンションがいい感じでｱﾋｬﾋｬﾋｬ(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)ﾋｬﾋｬﾋｬ、渋谷のユーロスペースで衝撃的な作品の前売り券を購入し、締めくくりとして「WER―破滅―」を観て来ました。ちなみに【遺伝子震撼!!映画まつり】も今作で締めくくりです。

　この映画の感想について書く前に、先に私が感じた違和感をネタバレ込みで書きます。
・予告編の作りが悪いんじゃなかっただろうか？
劇中では主人公の女性弁護士ケイトがタランの無実を証明しようするクライムサスペンスが展開されます。そして原子力発電所を誘致するために反対するタラン一家の父親を警察もグルで暗殺した疑惑が持ちあがったりします。ここまで約1時間。しかし私は予告編で観ているんです！ポスターでも明らかにただの人間ではないタランを見ているんです！！
はよ！狼男を観せろとフラストレーションがたまってきます。
・この映画は「パラノーマル・アクティビティ」の製作スタッフが作っているかもしれませんが、監視カメラの映像以外は近くにカメラマンが居るようなドキュメンタリーな映像が展開されるため、なんだか不思議な気持ちになりました。(￥500のパンフレットでは「パラノーマル・アクティビティ」の話題0なのはさらに不思議です。)

そういえば主人公のケイト役のA･J･クックさんはファイナルデスティネーションの2作目「デッド・コースター」に出演されているそうで誰のことかわかりませんでしたが、主人公のキンバリーでした。


気づきませんでした。

ではネタバレあり感想
　先に書いた通り、前半は謎解きで、中盤にタランの無実を証明するために行った検査が引き金になり、狼男として覚醒し、スプラッターちっくな後半が開始されます。そこについてはいい感じのアクションでした(*ﾟ∀ﾟ
四本足で走るシーンも嫌いではなかったです。
　他の登場人物でケイトの元恋人ギャヴィンとケイトの仕事仲間のエリックについて劇中でものすごく仲が悪いんですが、せっかくギャヴィンがタランに噛まれて狼男になるんであれば、エリックをそっちに殺させればいいのにとか思ってしまいました。まぁタランが顎裂きするのも悪くはなかったですが（；´∀｀）･･･うわぁ･･･
　最終的にはギャヴィンとタランの狼男対決！ワイルドでした。
　タランを池に沈め、勝利したギャヴィン。そしてケイトに殺すよう頼むギャヴィンの前で悪徳警視に狙撃されるケイト。それを見て警官隊を皆殺しにするギャヴィン。警官の一人をヘリコプターに当てるという神業　半端ないです。
　最終的にはギャヴィン、ケイトは一命を取り留めますが、凄惨な殺人事件はまだ発生している感じでタランが池の中から見ているシーン終わります。
　最後に殺人事件を起こしているのはギャヴィンなのかタランなのかはっきりしないのは興味をそそりました。
　タランが狼男であるというどんでん返しを知らなければ、全体的には大変愉快な映画だと思います。

【　遺伝子震撼!!映画まつり】の3作品では全滅＞破滅＞＞＞不滅って感じですかね。これからも色々面白そうな映画が公開されるとうれしいです。

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• 2013/11/18 Mon.