忍者ブログ

時間がない

ミーハーな管理人の映画やイベント、マクロスFなんかのお粗末な文章です。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

ピエロがお前を嘲笑う

 9/8(火)に有楽町よみうりホールにて「ピエロがお前を嘲笑う」を観て来ました。



あらすじ
 世間を震え上がらせたハッキング事件を起こし、さらに殺人容疑で追われる天才ハッカーのベンヤミン(トム・シリング)が警察に出頭してくる。ハッカー集団「CLAY」に加担して盗んだ情報によって殺人事件を引き起こしてしまい、今度は自分が狙われていると告白。その自白を基にベンヤミンの身辺調査に着手した捜査員は、不可解な事実を次々に見つけだす。 (Yahoo!映画より)

 今回はYahoo!プレミアムの試写会に当選したので、いつもと違う環境で観て来ました。よみうりホールなんてマクロスファンクラブイベント以来です……多分。
 
私は補欠当選だったのでハガキではなくメールだったんですが、何故QRコードをあのちょうどいい形をした手の中に入れなかったのか?と担当者に聞きたいところです。

 しかしこの微妙にあっているようなあっていないようなあらすじは不思議です。

ネタバレ感想あり
 話としては冴えないヒーローに憧れる主人公ベンヤミンがマシーン語なるものを駆使し、仲間のイケイケな男、マッチョな男、寡黙な男の4人でハッカー集団「CLAY」を作り、世間をあっと言わせたいことを色々やった回想録で半分、ちょっと危ないことしたらハッカー集団とは名ばかりの犯罪組織「フレンズ」に狙われている話で1/4より多めで最後のどんでん返し?で残りと言った感じです。

 最初のオープニングの映像が私好みですごく良かったです。でそこから自首してきたベンヤミンの自分語りが始まり、自分でも言ってましたが、過去の境遇自体は映画の主人公みたいな悲惨な感じで、ヒーローに憧れるのも無理ないのですが、お前それピザ話の制服だよな?歩みで来ているんじゃ無いよな的な格好でピザを配達していたのにはビックリしました。
 配達先でヒロインと偶然再会し、そこでその取り巻きにバカにされ、ヒロインのために一念発起で解答用紙を盗み出そうとするもののあえなく失敗、奉仕活動先でイケイケ男と遭遇、仲間に誘われ、いろんな企業や団体にクラッキングでくだらないをやり、ネット界隈で騒ぎになり始めたものの、憧れのハッカー界の重鎮MRXにはそっぽを向かれる状態。業を煮やしたイケイケとベンヤミンの考えで捜査局に潜入し、現在の捜査資料を盗みだし、イケイケとベンヤミンのヒロインに関するいざこざから、ベンヤミンがMRXに捜査資料を渡したことで、一転捜査に情報提供していたフレンズの一員が殺され、MRXがフレンズに一員と判明、自分のせいで殺されたと呵責の念に駆られ、MRXをハメようと返り討ち、ベンヤミン以外の3人が殺されたから助けて欲しいという話をする訳です。
 そしてハメられたMRXに警察と協力して仕返しに成功し、証人保護プログラムで別人になれるというところで捜査員の調査でベンヤミンが多重人格で今までの4人がすべてベンヤミンということ、ヒロインにはあんな奴と会いたくないとまで言われる現実、そして証人保護は精神疾患では受けられないという悲劇。ベンヤミンはこのまま何もなく外に出てしまうと殺されるという話と捜査協力、ずっと話を聞いていて同情し始めていた捜査員の計らいでルール違反ながらも別人になれることになりベンヤミンは消える。
 そして最後の最後でベンヤミンは正常であり、イケイケ男のマックスもシュテファンもポールも実在していて、しかも殺されておらず、身バレしたベンヤミンを案じて、今回の話を作り上げたということがわかり、そして捜査員もそれに気付いているという話でハッピーエンドで終わりました。

 うん、残り時間と今までの話からこうなることは想像つきました。キャッチコピーがあまりにも挑発的だと身構えてしまうので1段階目のオチ多重人格でしたでは騙されないよ!
 スタイリッシュ軽犯罪ものとしてはPCにそんなに詳しくないものの、そうゆうことするにはやっぱり外からだけではなくて、侵入してそんなことするんだというのがわかり、大変参考(笑)になった感じです。
 またネットの中のやり取りを擬人化しているのはもう最近ではそこまで珍しくないものの割と格好良かった気がします。
 そしてMRXの正体も冴えない感じでネットカフェで捕まるのはそんな気がすると感じました。
 あとは2段階目のオチの回想でベンヤミンが他の3人に逃げてと言ったところで仲間は見捨てないと言い、一意団結したところはすごく良かったです。

 ただ信用できない語り手とか全体的に既視感が漂いました。仮面ライダードライブの劇場版で嘘を信じ込ませるには8割本当の話をすれば良いという話を先に聞いていたので、ベンヤミンの冴えなささから感情移入できないこともないものの、他のメンツがあまりにもステレオタイプであとから考えれば本当の話なのに最後まで捜査員に話を聞かせることが出来たかちょっと疑問になりました。

 最後に名前を何にしたのかと終わり方から続編はないもののリメイクはされそうなのでどうなるのかが気になりました。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

プロフィール

HN:
ユタカ
性別:
男性

ブログ内検索

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

忍者カウンター

P R

最新コメント

[11/26 I]
[09/19 みみ]
[08/03 apo]
[01/14 apo]
[12/07 name]